南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
坂下 浩司
他の科目との関連 ギリシャ語II講読とギリシャ語II文法は必ず同時履修すること。
履修対象学科
副題 古典ギリシア語で書かれたテクストの本格的な読解に挑戦
授業概要 秋学期からは、文法だけではなく、講読的要素が多くなります。最初の講義で、「I」の復習をしてから始めるので、安心して学修を継続できます。
学修目標 少し進んだ文法を学びつつ、さらに広く古代ギリシアの文化に親しむ。
授業計画 『イソップ(ギリシア語では「アイソーポス」)物語』のいくつか、アリストパネースの喜劇『雲』および『鳥』の一部、そして、仕上げとして、ソポクレースの悲劇『オイディプース王』のクライマックスシーンを読みます。古代ギリシアの文化を紹介するビデオも引き続き鑑賞します。
1.春学期の復習
2.第13課   「それはことばから知られる」
3.第14課   「3人の娘が生まれた」
4.第15課   「カメとウサギ」
5.第16課   「ごましお頭の男と…」
6.第17課前半 「『オイディプス王』から」
7.第17課後半      〃
8.第18課前半      〃
9.第18課後半      〃
10.第19課前半      〃
11.第19課後半      〃
12.第20課前半      〃
13.第20課後半      〃
14.まとめ
15.定期試験
評価方法 評価は、平常点(講義ごとの簡単な課題の提出)と、期末試験(問題はテキストから出す)によっておこないます。前者が30%、後者が70%になります。
テキスト 荒木英世『古典ギリシア語』(白水社・エクスプレス外国語入門シリーズ)──同じ著者の『現代ギリシア語』と間違えないように注意!
その他 ギリシャ語文法IIとギリシャ語講読IIとは同時履修になりますが、それぞれに成績がつきます。(なお、将来ギリシアの哲学・歴史・文学を専攻したい方は相談に来てください。)