06331 生活環境と物質1,2
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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森 雅美 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | |
授業概要 | 日常生活を営む中で、われわれは多くの物質に触れている。それらは生命体であるヒトにどのような影響を与えているであろうか。第1部は基礎編として生体を構成している物質に焦点を当て、それらと生体機能の関係を考える。具体的には、水、糖質、脂質、タンパク質、核酸、ビタミンさらにホルモンなどを取り上げる。第1部での基礎的な部分を理解した上で、第2部では、生活環境に見られる有害物質についてそれらの生体へ及ぼす影響を考える。第3部として、疾病の治療や健康の保持に欠かせない物質=「薬」に焦点を当てる。現代人として薬と上手に付き合うにはどういう点に気をつけるべきかを考える。講義では、基礎編と応用編を教授する。 |
学修目標 | 1 生体の機能に関連する物質について生体内での運命と機能の概略を把握する。 2 生活環境に存在する物質のいくつかについて、それらの生物体への影響を理解するともに、自己の日常生活遂行に当たって留意すべき点に思いを馳せる。 3 薬は、誤った使い方をすると無効であるばかりでなくて中毒をきたす。それを防ぐためには適切な使用が必要である。そのための基礎的な知識を理解して身につける。 |
授業計画 | 第1部 生体内物質とその働き 1 生体を作る元素と水 2 甘いばかりではない糖の話 3 体内での脂肪の役目とは 4 生体中の高分子タンパク質の基本と機能 5 DNAとは、RNAとは 6 ビタミンは摂れば摂るほど効果があるか 7 ホルモンの働きをチェック 第2部 生活環境に存在する物質と生体 1 大気汚染物質を考える 2 ダイオキシンやPCBはなぜ怖いか 3 地球温暖化の行方は 第3部 くすりと上手に付き合うために 1 毒と薬 2 体内での薬の動きと薬物相互作用 3 薬によって引き起こされた障害 4 ドラッグの乱用問題 定期試験 |
評価方法 | 定期試験(100%)により評価する。ただし、試験前に複数の課題を提示して学習の要点を示す。 |
テキスト | 授業時にプリント等を配布する。また、講義内容に関連する参考書を適宜紹介する。 |
その他 |