06731 文学をめぐって1
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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中 裕史 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 「満州」を描く文学 |
授業概要 | 1932年に建国され、1945年に瓦解した満州国。長い歴史の時間からみれば流星のような存在でしかないけれども、満州国の意義は実のところ決して小さくはない。一応の近代化を果たした日本の政治、経済、思想のエネルギーが、次なる目標を定めあぐねいていたときに、新たに中国大陸に登場したのが満州国なのであった。いわば近代日本の発展の一形態として、満州国はあるべきであった。本講では、主に満州と関わりの深い日本作家の作品に依って、満州の理想と現実、そこに露呈する近代の様々な問題を検討する。 |
学修目標 | 「満州」あるいは中国東北地方の20世紀とはどのようなものであったかを知ること、および、当時を生きた人々の抱えていたさまざまな問題を考えてみること。 |
授業計画 | 1 中国東北地方の現況と歴史の概観 2〜6 「満州国」建国をめぐる状況について 7 小レポートの提出・検討と「満州」文学の概観 8〜9 中国・朝鮮作家の作品について 10〜14 日本人作家の作品について 15 定期試験 |
評価方法 | 平常点(毎回提出の簡論と小レポート)を60%、定期試験を40%とする。 |
テキスト | プリント配布、参考文献は適宜指示する。 |
その他 |