南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
赤壁 弘康
他の科目との関連
履修対象学科
副題
授業概要  本講義は、環境問題を経済学(経営学)の視点から考えることを目的にします。昨今は「環境破壊=悪」と看做されることが多くなりました。しかし、そのような状況になっても、環境は必ずしも改善されているとはいえない状況にあります。以下で指定するテキストを手がかりとして、それはなぜなのかを経済学的に考えたいと思います。
学修目標  環境のことを深く理解するために、経済学(経営学)を学ぼう。
授業計画 (詳細は未定ですが、一応の目安としてテキストの目次に従った以下のトピックスを各2回で輪読することを考えています。)
1)経済問題としての環境問題
2)地球温暖化問題
3)広域大気汚染
4)ダム・干拓問題
5)成長の利益と公害の不利益
6)環境問題に使える経済学とは
7)環境を経済学でコントロールするためにテキストの輪読と解説を中心とします。ただし、受講者には、何らかの形で「積極的な授業参加」を求めます。
評価方法 最終試験を中心として、授業中に出される宿題・課題に対するレポート、小テストを加味することによって評価することとします。ただし、単位修得の必要条件である1/3ルールは厳格に適用します。
テキスト 小島寛之『エコロジストのための経済学』東洋経済新報社、1,700円、2006年
その他 テキストが入手不可能な場合には、代替的な措置を講じます。