南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
渡辺 康代
他の科目との関連
履修対象学科
副題 日本の地誌
授業概要  地誌学ではそれぞれの地域について、その性格(地域性)の解明に努めます。
 この講義では、私たちにとって最も身近ともいえる日本、とりわけ東海地方の諸地域に焦点を当て、具体的にその性格を検討していきたいと思います。本講では、時間と空間の双方から地域を研究する歴史地理学的視点に立ち、諸地域における過去と現在を明らかにしていきたいと思います。
学修目標  主に東海・中部地方における現地調査の実例(村落・町など)を紹介し、歴史時代から現在にわたる長いタイムスパンをとりながら、地域的特質を把握していきます。文書・地図(絵図)、地名、伝承など、さまざまな資料や情報を用いながら、多角的、総合的に検討できる力を養い、多様な地域性についての理解を深めます。
授業計画  1〜7.漁民の生業と空間認知
 8〜12.城下町住民の暮らし—『桑名日記』・『石城日記』を読む—
 13〜14.江戸時代における町と村落との関係
 15.試験
評価方法 出席態度・出席状況(40%)とレポート・試験(60%)を総合的に評価します。
テキスト 授業時にプリントを配布します。また参考文献は適宜指示します。
その他