南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
中路 恭平
他の科目との関連
履修対象学科
副題 現代社会における人と運動・スポーツ
授業概要  本講義では、スポーツと人間との関係について、人文科学的視点および自然科学的視点から考察する。前者の視点においては、高度化されたチャンピオンシップスポーツの意義と問題点、大衆化されたスポーツの今後の方向、またスポーツの生活化の方策について検討する。後者の視点においては、スポーツと健康・体力との関係、運動時における身体の生理学的適応の状況、およびトレーニングなどの点について検討する。
学修目標 スポーツは人類の文化的所産であり、時代と共に大きく変化してきた。人々の現代生活に大きな一側面を持っている「スポーツ」文化についての理解を深めることが一つのねらいである。また、スポーツを含めた身体活動のからだへの影響は、健康長寿を願う人々の生活において重要な関心事となっている。運動とからだとの関係についての理解を深めることがもう一つのねらいである。
授業計画 1 現代スポーツの諸相
2 スポーツの本質
3 スポーツの歴史
4 スポーツの文化比較
5 アマチュアリズムとその変遷
6 スポーツの手段化と高度化
7 生涯スポーツの時代
8 中間レポート
9 運動と健康・体力
10 運動とエネルギー
11 運動と身体機能—呼吸循環器系機能—
12 運動と身体機能—筋機能
13 トレーニング・運動処方
14 運動と栄養
15 試験
評価方法 期末試験で評価する。なお、授業中に随時ミニレポートを課すが、このミニレポートの提出回数が過半数に満たない者は期末試験を受ける資格なしと判断する。
また講義期間中に中間レポートの提出を求め(20%)、期末試験(80%)と併せて評価する。
テキスト テキストは使用せず、講義資料を配布する。また、参考文献は講義内で紹介する。
その他