南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
西脇 純
他の科目との関連
他学科履修
副題 「いやしの秘跡」「交わりをはぐくむための秘跡」
授業概要 ローマ・カソリック教会の七つの秘跡のうち、入信の秘跡(洗礼、堅信、エウカリスチア)を除く他の四つの秘跡は、その目的に応じて、「いやしの秘跡」(ゆるしの秘跡、病者の塗油)と「交わりをはぐくむための秘跡」(叙階の秘跡、結婚の秘跡)とに分けられています。本講義ではこれら四つの秘跡を個別に講じます。その際、それぞれの秘跡の成り立ちを、特に個々の秘跡が祝われる典礼祭儀の発展史を辿りながら概観し、各秘跡の意味を考えてゆきます。そのうえで、それらの秘跡の現代における意義をも検討することにいたしましょう。
学修目標 各秘跡の祝いの内容およびその意味についての理解を目指します。
授業計画 以下の内容につき(1と6とを除き)それぞれ3回ほどの講義時間を当てます。
1)はじめに
2)ゆるしの秘跡
3)病者の塗油秘跡
4)叙階の秘跡
5)結婚の秘跡
6)まとめ
評価方法 出席状況と学期末定期試験の結果などから総合的にに判断します。
出席状況15%、授業態度15%、レポート(授業ノートの提出)70%により評価いたします。
*単位取得のためには、3分の2以上の出席が求められます。
テキスト 講義の中で随時参考文献を紹介いたしますが、あらかじめ以下の基本文献に目を通しておくことを強くお勧めします。
日本カトリック司教協議会教理委員会監訳『カトリック教会のカテキズム』(カトリック中央協議会、2002年)335〜513頁。
日本カトリック司教協議会監修、新要理書編纂特別委員会編集『カトリック教会の教え』(カトリック中央協議会、2003年)161〜260頁。
その他