22030 人類文化学基礎演習IV5
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必 |
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秋学期 |
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宮沢 千尋 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
授業概要 | 本学科生は、3・4年次に演習(ゼミ)を履修し、4年次には研究プロジェクト論文(いわゆる卒業論文)を作成しなければなりません。2年次生の基礎演習は、そのための準備講座です。各担当教員がそれぞれの専門領域で開講するゼミ形式を取ります。 |
学修目標 | 1年次の基礎演習で学んだ技法を応用し、ある特定の学問領域における問題発見法、効果的な発表、議論の仕方、論文(レポート)の書き方などを身につけます。 |
授業計画 | 1. 導入 2. 教科書発表内容と順番の確定 3−12.教科書発表 13−15.総括と今後の展望 人類学は20世紀になって確立した比較的若い学問であるが、かつての「未開」「野蛮」な「他者」の研究から、グローバリゼーション下の現代世界の普遍的な問題を扱う、課題設定も方法論も多様なものになっている。そこでここでは、数限りない問題群と難しい用語の海に溺れてしまわないように、古典的な蓄積と現代の課題を手際よくまとめた教科書を糸口に交通整理を図り、なおかつ「自分のやりたい人類学」の方向性が多少なりとも見えてくるような演習を目指したい。その方向性を期末のレポートにまとめて提出する。 |
評価方法 | 発表(50%)、レポート(50%) |
テキスト | 中島成久編『グローバリゼーションのなかの文化人類学案内』 |
その他 | 図書館に指定図書を置く予定。 |