22103 人類文化学演習I,II
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必 |
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春学期 秋学期 |
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SAGAYARAJ Antonysamy |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | エスノナショナリズムと集団的暴力 |
授業概要 | 民族・宗教紛争は現代における重要な問題です。それはいたるところでおこっているだけでなく、次第に激しく、頻繁になっています。現在、48の国が何らかのエスノナショナリズムの紛争を抱えており、そうした紛争の多くで暴力、殺人、放火、健物の破壊が行われています。民族紛争のために多くの人々が住む場所を失い、近隣の国の難民キャンプに身を寄せるという事態もしばしば起こっています。テロリズムや反テロリズムに現れている通り、破壊の技術は国境を越えて国際化しています。この演習では、民族・宗教紛争を、人類学的視点から理解し、議論することを目的としています。 |
学修目標 | 授業では、幅広い比較の視点から、具体的事例と理論研究をとおして、民族紛争の複雑な本質を研究し、理解することを目指します。 |
授業計画 | 春学期は、南アジア(特にインド、スリランカ、ネパール、パキスタン、バンガラデシュ等)における民族紛争を紹介するため講義を最初の三回の授業で行います。その後、各ゼミ生が関心あるテーマ(南アジア)を選び、与えられた英語の小論文の要約を作成し、発表(一回限り)します。発表後ゼミ生は、3〜4人単位で、グループを作成し、それぞれ発表内容について議論を行い、意見をまとめます。その後、グループごとに、議論の内容を発表してもらいます。 夏休み中に、自分の研究テーマを決めそれに関連する文献を集め、計画書を作成し、秋学期には、それについて発表をしてもらいます。次に、文献を読み込み、研究報告をしてもらいます。各自の研究テーマは、南アジア地域以外でも構いません。 |
評価方法 | 出席、発表、授業への取り組み方、レポートにより判断する。 |
テキスト | |
その他 |