南山大学　シラバス検索用

指定	選	期間	秋学期
単位	２	年次	2〜4
担当者	青柳　宏

他の科目との関連	人類文化・日本文化学科開講「言語学概論A・B」で言語学の基礎を、共通教育外国語科目「韓国・朝鮮語I・II」などでハングルの読み書きの基礎を学んでいること。
他学科履修	可
副題	日韓対照言語学
授業概要	日本語話者にとって韓国語は、その日本語との類似性から、最もとっつきやすい言語である反面、微妙な違いもあり、初級の段階を超えるのは意外に困難である。　本講義では、特に日韓語の音声面、構文面の違いを言語学的なアプローチから浮き彫りにする。
学修目標	１．日本語話者が間違えやすい韓国語の発音や構文と韓国語話者が間違えやすい発音や構文がなぜ存在するのかを認識する。２．日韓両語が世界の言語のなかでどのように位置付けられるかを知る。
授業計画	＜第１部＞　日韓語の音声と音韻　　１．日韓語の母音体系〜その１　　２．日韓語の母音体系〜その２　　３．日韓語の子音体系〜その１　　４．日韓語の子音体系〜その２　　５．日韓語の音節構造　　６．日韓語における外来語の撥音　　７．撥音・促音とパッチム　　８．同化現象＜第２部＞　日韓語の構文　　９．日韓語の語順　　10．日韓語の否定文　　11．日韓語のアスペクト表現　　12．日韓語の受身文〜その１　　13．日韓語の受身文〜その２　　14．日韓語の使役文〜その１　　15．日韓語の使役文〜その２
評価方法	出席20％、中間課題40％、最終課題（レポート）40％
テキスト	各種書籍、論文のプリント。
その他	本講義は、留学生別科開講科目「Japanese Linguistics III」との相互乗り入れ科目である。したがって、講義の一部が英語や韓国語で行われることがある。