南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
渡部 森哉
他の科目との関連
他学科履修
副題  身体の文化史
授業概要  人間の体は、歩く、話す、字を書く、絵を描く、踊る、など様々な行為を生み出す。この授業では、人間の身体を巡る色々な問題を考えていきたい。特に身体に密接に関係した、道具、技術に注目する。時代、地域を限定せず、事例を取り上げる予定である。
学修目標  身体について文化的に考える。当たり前だと思っていることが、実は文化的に規定されているということを知ってほしい。
授業計画 1.イントロダクション
2.人間の体−直立二足歩行−
3.移動・運搬する身体−靴と運搬具−
4.男の体・女の体
5.裁かれ痛めつけられる身体−個体識別・拷問−
6.身体と感情−笑う、泣く、怒る−
7.加工される身体−身体加工−
8.覆われる身体−衣服、かぶり物、はき物−
9.洗われる身体−風呂・トイレ−
10.身体と音楽−歌う、踊る、楽器を弾く−
11.埋められる身体−墓−
12.描かれる身体−身体の図像学−
13.記憶・記録する身体−文字を書く、語り伝える−
14.まとめ
 各々のテーマは独立している。順番が前後する可能性がある。
 パワーポイントを使用しながら授業を行う。毎回感想・質問を書いてもらい、質問に対しては次の授業の冒頭で答える。
評価方法  出席・平常点20%、期末レポート80%。
 期末レポート:身体に関係する具体的なテーマ(酒を飲む、寝る、歩く、服を着る、etc.)を設定しレポートを作成してもらう。字数は本文のみで4000字以上とする。書き方の詳細については初回の授業で説明する。
テキスト  適宜参考文献を指示する。
その他