22612 文献資料講読(日本)II
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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青山 幹哉 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 日本文化学科生のみ可 |
副題 | 古記録で読む日本中世史 |
授業概要 | 歴史を知るためには、必ずその拠り所となる資料が必要である。文献史学の場合、それは文献資料に他ならない。この授業では、古記録の一つである日本中世の日記の読み方とその背景について学習する。古代・中世の日記は後世の読者を意識して記されたものであり、背景を詳しく調べることによってより大きな意味を読み取ることも可能となる。受講生は「眼光紙背に徹す」心意気で挑戦してほしい。 |
学修目標 | 日本中世史料に関する知識を習得し、併せて史料批判の方法を学ぶ。 |
授業計画 | 日本中世の日記をテキストとし、それを全員で講読する。受講生は必ず予習をして授業に出席すること。なお、原史料に接する好機があれば、博物館等において学外授業をおこなうこともある。 1. 古記録学について 2〜14.テキスト講読 |
評価方法 | 平常点が50%、定期試験が50% |
テキスト | 配付する。 |
その他 | 参考文献は以下の通り。 尾上陽介『日本史リブレット30 中世の日記の世界』山川出版社、2003年 飯倉晴武『古記録 日本史小百科』東京堂出版、1998年 小山田和夫『入門 史料を読む—古代・中世—』吉川弘文館、1997年 斎木一馬『古記録学概論』吉川弘文館、1990年 その他、授業の中で適宜紹介する。 |