南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3〜4
担当者
渡部 森哉
他の科目との関連 考古学関係の授業を既習であること。
他学科履修
副題  中南米考古学の課題と展望
授業概要  考古学の基本的枠組みは旧大陸の事例を基に築き上げられてきた。しかしそうした枠組みを新大陸に当てはめても、うまく説明できない場合が多々ある。この授業では考古学データを既存の枠組みに当てはめるのではなく、どうしたら新しい視点を提示できるのかを、試行錯誤しながら考えていきたい。特にアンデスの事例を中心に取り上げる。
 一方的な講義ではなく、受講者にはテクストをあらかじめ読んできてもらったり、作業してもらったり、参加型の授業にする予定である。
学修目標  人類史を理解する上での、新大陸の重要性を認識する。
授業計画 1.イントロダクション
2.新大陸考古学の特徴
3.中南米考古学の最近の動向
4.図像学(1):形成期
5.図像学(2):モチェ
6.図像学(3):ティワナク、インカ
7.土器の属性分析
8.セトルメント・パターン
9.建築技術
10.建築の設計図
11.埋蔵形態
12.生業論
13.文字史料の活用法
14.まとめ
 順番は前後する可能性がある。
評価方法  出席・平常点が40%、期末レポートが60%。
 随時小レポートを課す。小レポートは平常点に含まれる。
 期末レポートは、本文のみで4000字以上とする。内容と書き方については初回の授業で説明する。
テキスト  適宜指示する。
その他