南山大学　シラバス検索用

指定	選	期間	秋学期
単位	２	年次	2〜4
担当者	神谷俊次

他の科目との関連	「心理調査法」を履修するための前提科目
他学科履修	可
副題
授業概要	人間理解のための心理測定の考え方やデータの分析方法についての理解を深めることを目的とする。そのために、測定法を利用した論文を多く読むことを課題として求める。
学修目標	・調査法による研究を理解する。・数値データを用いた心理学関係の論文を読みこなせるようになる。・多変量解析に関するいくつかの分析方法について論文講読が可能なレベルで理解できるようになる。・クリティカルに研究を検討することができるようになる。・SPSS（統計ソフト）の基本的な使用方法を習得する。
授業計画	心理測定の対象や方法、データの分析方法など、数値データを用いた心理学論文を読みこなすための基本を解説する。また、実際の研究にどのように利用されているのかについて、学術論文の記載例に照らし合わせて理解する。課題として「心理学研究」や「教育心理学研究」などの心理学関連の雑誌から関連する論文を精読や速読、レジュメの作成や論文に対するコメントを求める。　実際の授業は以下の流れを想定している。１．オリエンテーション、研究法と測定２．心理学的測定３．尺度構成（尺度水準，構成概念・操作的定義）４．因子分析５．信頼性・妥当性６．文献講読１７．基礎統計量、クロス集計、カイ二乗検定、分散分析８．文献講読２９．相関係数、重回帰分析、パス解析 10．文献講読３ 11．文献講読４ 12〜14．SPSS実習
評価方法	出席点２割、文献講読時の確認テスト４割、レポート４割で評価する。
テキスト	必要な資料は配布する。ロウントリー（加納訳）「新・涙なしの統計学」新世社
その他