南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3
担当者
丸山 徹
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 言語類型論と日本語諸方言
授業概要  音声、音韻、形態、構文論、意味論など様々な領域で、日本語諸方言がお互いにどう異なっているのか、共通点は何か、といった問題にアプローチする。様々な方言が例として扱われるが、それらの方言についての知識は前提としない。
言語の実際の使用がどうなっているのかということについて「記述文法的視点」(「こう使わなければいけない」という視点ではなく、「こう使われている」という視点)を持って日本語を眺める。
学修目標  「言語類型論」という観点から、日本の諸方言と比べることで、言語としての日本語の特徴を捉えることを目標にしている。
授業計画  いくつかのグループに別れて、下記のテーマにつき担当を決め、共同作業で準備をし、授業でディスカッションを行う。テキストに述べられている重要ポイントが何かをしっかり押さえられるように訓練を積んでいく。また同時にテキストに書かれていることを批判的に捉え、自分の考えを発展させていく訓練も行う。

1.語形態の類型論
2.名詞の類型論
3.動詞の類型論
4.文の類型論
5.日本の諸方言
評価方法 学期末レポート、授業への参加度(出席・発表など)
テキスト プリントを配布する
その他