南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
細谷 博
他の科目との関連
他学科履修
副題 文学における「近代」と「現代」
授業概要  日本文学史の近代から現代への動きをたどる。代表的作家・作品についての知識と理解、文学史的位置付けについて、具体的な作品の読解、比較分析、批評などをまじえつつ講義する。受講者にも実際に作品の比較評価をしてもらい、討論の機会を与える。
学修目標  文学における「近代」から「現代」へという動きを、自分自身の〈読むこと〉をとおして考える力をやしなう。さらに、日本文学史の近代・現代の作家・作品についての正しい知識を得て、歴史的理解、文学史的位置付けについても考察する。
授業計画 1.導入、対比する読みの実践
2.志賀直哉
3.芥川龍之介
4.志賀直哉・谷崎潤一郎・芥川龍之介
5.関東大震災、同人誌、円本ブーム、芥川の死
6.横光利一・川端康成
7.菊池寛・葉山嘉樹・梶井基次郎
8.堀辰雄・中野重治
9.太宰治
10.井伏鱒二
11.大岡昇平、中原中也
12.三島由紀夫・安部公房
13.大江健三郎・中上健次・村上龍・村上春樹
14.よしもとばなな、詩、他

 授業時に「進行予定表」を配布する。
評価方法 定期試験により評価する。
テキスト 志賀直哉『小僧の神様・城の崎にて』、芥川龍之介『河童・或阿呆の一生』以上新潮文庫、プリント
その他