南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
春日井 真英
他の科目との関連
他学科履修
副題 日常から考える民俗〜日常の底には神話の世界がある〜。
授業概要 かっては稲作の民と考えられて日本人、しかし稲作だけではとらえることのできない領域も存在します。日本人、日本文化を考えてみるとき、なにかを手掛かりに文化比較を考えてみては以下でしょうか?そうすると、日本文化は世界に繋がっていることに気がつくかと思います。さまざまな映像を用いながら民俗と、その根底にあるものを紹介します。
学修目標 日常の中の異常(?)に気が付けること、ハテナという意識を常に持てること。
授業計画 1.日本の民俗を日常から考える。たとえば「祭」、地名そして屋根
2.日本の意識を考える。諏訪の御柱を中心として。中心にある視点を考える
3.諏訪の御柱、その順序及び次第について
4.諏訪の御柱について
5.柱、あるいは樹木崇拝について。雲南省の事例を中心に(鼓楼)
6.これまでの講義から考えたことをレポートしてもらう
7.異界について考える。異界とはなにか、境内、鎮守の森、入らずの森など
8.「千と千尋の神隠し」を考える.
9. 「千と千尋の神隠し」を考える
10.「千と千尋の神隠し」及び異界について考えたことをレポ−トしてもらう
11. 異界、そして鬼。花祭、遠山祭
12. 花祭あるいは霜月祭
13.正月に向けての行事、時間意識について
14.盆行事、正月、日本人の意識の中に見る二重性、あるいは全体を振り返って
評価方法 レポ−トが50%、定期試験が50%
テキスト とくに使用しない。参考文献は講義の中で指示する
その他 レポ−トを課すことが多いので気をつけて!