南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
甘露 純規
他の科目との関連
他学科履修
副題 女性作家の感性と近・現代の出版界
授業概要 日本の近・現代文学において重要な位置を占める女性作家の作品を取り上げ、女性作家の感性と特質を明らかにする。同時に近・現代の出版界と女性作家のかかわりについても考察する。
学修目標 1.樋口一葉や瀬戸内寂聴など、ふだん読まない、近・現代の女性作家の名作を読解する力を養成する。
2.近・現代の出版界についての知識の習得を目指す。
授業計画 1〜3.樋口一葉「にごりえ」を読む。
4〜6.樋口一葉「たけくらべ」を読む。
7.樋口一葉と明治の出版界のかかわりについて考える。
8.大正時代の女性作家と出版界のかかわりについて考える。
9〜11.瀬戸内寂聴「夏の終わり」を読む。
12.現代の女性作家と出版界のかかわりについて考える。
13〜14.綿矢りさ「インストール」を読む。
15.定期試験
評価方法 定期試験(80%)と出席等の平常点(20%)を総合して評価する。
テキスト 『にごりえ・たけくらべ』(樋口一葉、新潮文庫)、『夏の終わり』(瀬戸内寂聴、新潮文庫)、『インストール』(綿矢りさ、河出書房新社)
その他