南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
岡部 朗一
他の科目との関連
他学科履修
副題 コミュニケーションの本質をよりよく理解するために
授業概要  人間のコミュニケーションの本質をより良く理解するためと、3、4年次に開講される外国語学部英米学科のコミュニケーション関連科目を深く理解するための基礎科目として、本授業科目を位置づけたい。人間のコミュニケーションをどのように見たらよいか、その研究はどのようなものか、その領域に対してどのような研究上の接近法があるかといったトピックについて、主に人文的アプローチから講義を行う。
学修目標 1.本講義を受講して、コミュニケーションに対する見方と態度が大きく変わることを期待する。
2.日常生活の中にあまねく見られるコミュニケーション現象を知的にかつ論理的に観察し、記述し、
  批評することができるようになる。
授業計画 講義では、次のようなトピックを扱う予定である。

1.授業紹介
2.コミュニケーションという学問領域
3.コミュニケーション研究への接近法
4.人文学的アプローチと社会学的アプローチ
5.コミュニケーションの基礎概念---内容面と関係面
6.コミュニケーションの基礎概念---対称と補完
7.コミュニケーション・モデル
8.対人コミュニケーションの特質
9.対人コミュニケーションの分析法---PAC分析
10.対人コミュニケーションの分析法---あつれきを通して
11.言語コミュニケーションの特質
12.小集団(スモールグループ)コミュニケーションの特質
13.小集団(スモールグループ)コミュニケーションの分析法
14.非言語コミュニケーションの特質と総まとめ
15.定期試験
評価方法  1回の定期試験 70%;コミュニケーションに関する分析レポート 20%;それに毎週の授業時に行う出席調査(受講者よりのフィードバック・カード) 10%を総合的に考慮して、最終評価を出す。
テキスト 必須図書・参考資料:
   1)「講義概要」(授業時に配布するプリント資料)
その他の参考書:
   1)岡部朗一『異文化を読む』東京:南雲堂、1988年。
その他