南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1・2
担当者
花木 亨
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要 私たちは絶えずコミュニケーションを経験しながら生活している。コミュニケーションの経験される領域は、家庭、学校、職場、地域社会といった伝統的文脈を越えて、現代では国際社会あるいは電子空間などへと拡大しつつある。この授業では、グローバル高度情報化社会において重要性を増し続けるコミュニケーションという現象について様ざまな角度から考察する。3、4年次に開講される外国語学部英米学科のコミュニケーション関連科目を理解するための基礎科目である。
学修目標 1.各学生が日常生活の中で経験しているコミュニケーション現象を自覚すること。
2.自分が経験したコミュニケーション現象を記述し、解釈し、批評できるようになること。
3.コミュニケーションについての知的関心と思考を深めること。
授業計画 この授業では以下のような論件を扱う。講義による知識の習得とグループ・ディスカッションによる知識の応用の双方を視野に入れながら授業を展開する。
1.導入
2.コミュニケーションとは何か
3.コミュニケーションをどう研究するか
4.言語とコミュニケーション
5.非言語とコミュニケーション
6.時間とコミュニケーション
7.空間とコミュニケーション
8.役割と自己
9.家族とコミュニケーション
10.親密な関係とコミュニケーション
11.組織とコミュニケーション
12.異文化とコミュニケーション
13.メディアとコミュニケーション
14.フィールドワークとメディア分析
15.定期試験
評価方法 定期試験40%、コミュニケーションに関する分析レポート40%、授業への参加度20%を総合的に考慮して、最終評価を定める。
テキスト 参考図書:
1.池田理知子編『現代コミュニケーション学』、東京:有斐閣、2006年
2.宮原哲『新版・入門コミュニケーション論』、東京:松柏社、2006年
3.石井敏、岡部朗一、久米昭元『異文化コミュニケーション_新・国際人の条件』(改訂版)、東京:有斐閣、1996年
その他 予備知識は必要としないが、自分の頭でしっかりと考える準備のある学生を対象とする。