南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
大谷津 晴夫
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 医療経済学と医療保障
授業概要 この講義では、医療や医療保障の問題に対する医療経済学のアプローチ方法を解説したのち、高齢化社会における医療および介護保障の課題について講述する。
学修目標 医療経済学の基本的考え方と日本の医療保障の概要を把握すること
授業計画 1.医療経済学の二つの潮流
2.日本の医療保険制度
3.日本の国民医療費
4.医療サービスの特徴と消費者主権(1)
5.医療サービスの特徴と消費者主権(2)
6.医療サービスの需要
7.医師誘発需要
8.医療保険の経済理論(1)
9.医療保険の経済理論(2)
10.医療の労働市場
11. 医療における競争と規制
12.少子高齢化と日本の医療費
13.介護保険制度の仕組み
14.介護保険の改革課題
評価方法 定期試験の成績が70%、出欠調査を兼ねて授業中に実施する課題の成績が30%
テキスト  特にテキストは指定しないが、西村周三他『医療経済学の基礎理論と論点』軽装書房(2006年)、漆博雄『医療経済学』東京大学出版会(1998年)の2冊を基本文献としてあげておく。
 上記以外にも、池上直己他『日本の医療』中公新書(1996年)、真野俊樹『入門医療経済学』中公新書(2006年)、が比較的手軽に読める。特に初学者にはを勧める。
その他