他の科目との関連 |
演習II |
他学科履修 |
不可 |
副題 |
歴史研究を主な研究の枠組みとするアメリカ研究における卒論作成指導 |
授業概要 |
演習IIに続き、アメリカ史を主な方法として卒論の作成を目指す4年次生を対象に、さらに基礎概念や基本的知識を蓄積するとともに、研究方法に関する研鑽を積む。具体的には、各自の関心に即して、先行研究の調査と吟味を行う。 |
学修目標 |
アメリカ史を主要な研究方法として総合的・学際的なアメリカ地域研究における卒論作成の第一段階として、文献検索や文献収集の方法を学び、先行研究のまとめを行う。具体的目標としては、学期末までに卒論のテーマを定め、文献表を作成することを目指す。 |
授業計画 |
毎回の授業は基本的に受講生の報告によって展開される。学期の最初の3分の1の授業(5回)において、各受講生は各自の関心に即して、テキスト(既習)該当の章の要約をしつつ、さらに問題関心を絞る。同時に文献検索や文献収集の方法を教授し、実際に各自で実践する。次の5回の授業で各受講生は問題関心に即した先行研究のレヴューを交代で行う。原則的に各受講生に3回ずつ報告の機会を与える。最後の3分の1(5回)の授業を使って、各受講生は文献表および卒論のテーマ・それを選んだ動機・仮説・章立て構成を一応完成させる。 |
評価方法 |
授業中の各自の発表や他の受講生の発表に対するコメント(50%)、および学期末に提出するレポート(50%)とする。 |
テキスト |
Mary Beth Norton, et al., ed., A People and A Nation: A History of the United States (Boston: Houghton and Mifflin). |
その他 |
|