南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
玉崎 孫治
他の科目との関連 言語研究の基礎(言葉の機能)の受講が望ましい
他学科履修
副題 言語はそれを用いる人間に奉仕する
授業概要 ことばの話し手・書き手が生産するテクスト(言語使用の実例)の意味を分析するための理論を学ぶ。本講義のテクスト言語学は、文の意味に留まらず、テクストが生産される(作られる)コンテクストの中で、発話自体の意味を超えた意味、話し手・書き手の意味(意図)、言語共同体の文化的意味を研究する分野として発展してきたハリデー言語学的分析を考察する。
学修目標 1. テクスト研究の歴史的背景を理解する。
2. テクストとは何かを社会的記号論の中で理解する。
3. テクストが生産されるコンテクストを考え、“ことば”の意味を多面的に考える。
4. ハリデー言語学のジャンル(テクスト類型)とレジスター(テクスト使用域)を考える。
5. 書きことばと話ことばの関係を考える。
6. テクストと文法の関係を考える。
授業計画 1〜2.言語研究の歴史的背景
3〜4.記号論者ソシュールと言語学者ハリデー
5〜6.言語の形式的研究と機能的研究
7〜9.テクストとコンテクスト
10〜11.話しことばと書きことば
12〜13.ことばの3つの意味
14.  テクストの分析
15.  定期試験
評価方法 レポート50%、定期試験50%
テキスト プリント(英語・日本語)を適宜配布する。
その他