南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3・4
担当者
宮下 克子
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要  植民地時代から1920年代頃までの、ラテンアメリカにおける文学の歩みを追いながら、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した詩人、作家達の作品を具体的に紹介し、実際に触れる。そこに、ラテンアメリカの文化、文学の特徴、真髄を探る。
学修目標  欧米の文学に比べ、ラテンアメリカの文学は、日本では一般に多くを知られていない。この授業の目標は、ひとつには、その遅々とした、悩み多い歩みに目を向けることである。もうひとつは、かの大陸における文学の揺らん期と言えるモデルニスモと、その代表的な詩人であるルーベン・ダリオの詩、ヨーロッパの影響を強く受けながらも、独自の創作の道を模索し続けたイサークス、リベーラといった、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した作家の作品に実際に触れつつ、彼らの文学の特徴や本質に迫ることである。
授業計画 (1〜3)植民地時代から20世紀初頭までのラテンアメリカ文学の全体的な流れを見る。
(4〜7)モデルニスモと、ルーベン・ダリーオの詩
(8〜11)ロマン主義小説……ホルヘ・イサークス『マリア』
(12〜14)自然主義小説……ホセ・エウスタシオ・リベラ『渦』
評価方法 1.出席状況(40%)
2.レポート(60%)
テキスト ・ラテンアメリカ文学小史の冊子
・プリント
      (どちらも教員が用意する)
その他