南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
COURRON David
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
授業概要 「フランスの文化と社会I、II」は、フランス学科の学生が今後より専門的な研究を進める上で必要となるであろう、フランスに関する基礎的かつ概括的な知識を与えることを目的とする。「フランスの文化と社会II」においては、フランスの憲法史、政治史、政治制度、政党体制、行政と地方自治体制、経済、社会、外交、ヨーロッパ連合などにかかわるフランスの現状を概説する。
学修目標 1.フランスの文化と社会に関する基礎知識を深める。
2.「フランスの文化と社会」(I〜III)は、全体としてフランスの文化と社会を多角的に理解することを目指す。「フランスの文化と社会II」においてはフランスの「国家」とEUの仕組みの概要を把握することを目的する。
授業計画 (1)〜(2) フランス革命以来の15憲法(フランス憲法史)
(3)〜(4) 第5共和制の仕組み(統治機構:大統領、内閣、国会など)
(5)   フランスの政党と選挙(知っているべき有力政治家)
(6)   行政組織と官僚
(7)   フランスの地理と地方自治、地方分権
(8)   法源
(9)   フランスの裁判制度
(10)   EUの加盟国とEU拡大の流れ
⑪〜⑫ EUとは?ヨーロッパ統合への道(歴史と現状)
⑬〜⑭ EUの仕組み(機関とヨーロッパ法)
⑮   定期試験
評価方法 単位取得は筆記定期試験の結果(50%)によるが、2の中間テストの平均点と出席状況などを考慮に入れて評価する。
テキスト プリント配布
その他 (参考文献)
1.Chevallier Jean-Jacques, Carcassonne Guy, Duhamel Olivier, La V士e R姿ublique 1958-2002, 10塾e 仕ition, Paris, Armand Colin, 2002.
2.滝沢正著、「フランス法」、第2版、三省堂、2002年
3.草場安子著、「現代フランス情報辞典—キーワードで読むフランス社会」、増補版、大修館書店、2001年