43441 フランス精神
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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飯野 和夫 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | フランス文化について論じたクルツィウスの古典的研究を翻訳によって読み、フランス精神の特質を考える。次いで、これを補足するために現代の日本人によるフランス文化論を読み、これを手がかりに、フランス文化の特徴、フランス精神について現代の視点から考察を深める。配布資料を読書の手がかりにする。毎時間受講者の発言を求め、参加型の授業にする予定である。 |
学修目標 | フランスの思想について基礎的・概括的な知識を修得することをめざす。 |
授業計画 | 第1回〜第3回 クルツィウス著『フランス文化論』(1930)から、第一章「フランスの文化概念」を読み、内容について皆で討論を行う。 第4回〜第6回 同書第四章「文学と一般文化」を読み、内容について皆で討論を行う。 第7回〜第8回 同書第二章「自然的基礎」を読み、内容について皆で討論を行う。 第9回〜第10回 同書第八章「フランス文化の特性」を読み、内容について皆で討論を行う。 第11回〜第15回 リチャード・フェイバー著『フランス人とイギリス人』第六章「伝統の規範」、次いで現代の日本人(海老坂武氏、西川長夫氏)によるフランス文化論を読み、内容について皆で討論を行う。 |
評価方法 | 受講者には実際に読書した内容について試験を行い、加えてレポートを提出してもらう。これらの評価に授業への参加態度を加味して総合的に評価する。 |
テキスト | 上記のものを使用するが、入手法等については別途指示する。 |
その他 |