45676 インドネシア文化研究
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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3・4 |
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永渕 康之 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | バリの宗教・政治・文化 |
授業概要 | インドネシアにおいて政治と文化は緊密に結びついている。この授業では、イスラム教が多数派をしめるこの国家において絶対的少数派であるヒンンドゥー教に特に焦点をあて、政治と文化の関係を考える。 |
学修目標 | 現代社会において文化と呼ばれる領域が存在している意味を問い直す。 |
授業計画 | 1.授業の目的と進行方法の説明 2.植民地時代における文化の客体化1 3.植民地時代における文化の客体化2 4.植民地時代における文化の客体化3 5.統治体制の構築と文化1 6.統治体制の構築と文化2 7.統治体制の構築と文化3 8.第2次世界大戦後の国際秩序の再編と脱植民地化過程 9.地方政治と文化 10.少数派宗教の国家への組み込み 11.「新秩序」時代における文化政策——政治的暴力 12.「新秩序」時代における文化政策——所属の政治 13.「新秩序」時代における文化政策——王国概念の再構築 14.スハルト以後のインドネシアにおける文化 |
評価方法 | 2回のレポートの総計が80%、出席状況と授業での発言が20% |
テキスト | 永渕康之『バリ・宗教・国家——ヒンドゥーの制度化をたどる』青土社、2007年 |
その他 |