51131 経済学のための数学1
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必 |
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春学期 |
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2 |
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1 |
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井上 知子 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
授業概要 | 経済学を学ぶ上で必要となる「微分法」および「線型代数」の基礎について講義する。この講義では、特に、「多変数関数」に関わる諸問題に焦点を当てる。 【学修目標】 ・ ラグランジュの未定乗数法を用いて、条件付最適化問題が解くことができる。 ・ ラグランジュの未定乗数法がなぜ成立するかについて簡単な説明をすることができる。 ・ 連立1次方程式について行列を用いて解くことができる。 ・ 行列式の性質を利用して、クラーメルの公式を導出することができる。 【講義計画】1.経済学を学ぶ上で数学が必要であることについて 2.関数とグラフ、基本的な関数 3.関数の連続性と微分可能性 4.微分の方法 (積の微分、商の微分、合成関数の微分) 5.指数関数と対数関数、指数関数と対数関数の微分法 6.1変数関数の極大と極小、そのための必要条件と十分条件 7.多変数関数1 (偏微分、全微分) 8.多変数関数2 (極大・極小、ヘッシアン) 9.多変数関数3 (条件付極大・極小、ラグランジュの未定乗数法) 10.行列と連立1次方程式1 (行列の演算) 11.行列と連立1次方程式2 (行列式、行列式の性質) 12.行列と連立1次方程式3 (余因子展開) 13.行列と連立1次方程式4 (クラーメルの公式の導出) 14.これまでの講義内容についての質疑応答 |
学修目標 | |
授業計画 | |
評価方法 | 定期試験で評価する。ただし、定期試験(100点満点)の結果が60点に満たなかった場合は、確認テストの結果を考慮する。 |
テキスト | 竹之内脩『経済・経営系 数学概説』新世社 講義はレジュメを配布する形式で行います。上記のテキストは希望者のみ購入してください。 【その他】このクラスは中級者向けです。 |
その他 |