南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
2
担当者
小林 佳世子
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 経営戦略のゲーム理論
授業概要  教科書の輪読を中心に、さらに新聞を題材にした業界研究を行います。「自分の頭で考える」ことを第一の目標にし、発表・質疑応答・議論・レポートなどを通じて、発表の技術やコミュニケーション能力・わかりやすい文章の技術なども高めたいと思っています。
 指定した本では、経営をめぐる意思決定の問題を、具体例を用いて非常にわかりやすく説明しています。交渉を有利に進めるためには何をすべきか、契約の条件をどのように組み立てるべきか、いかに下請けネットワークを組織すべきか、入札(オークション)ではどのように行動するのが有利なのか、などを考えていきます。
 この本を通して、ゲーム理論への理解を深め、同時に、ここで学んだゲーム理論を使って、現実の問題を自分の力で分析するための足がかりを築いて欲しいと思っています。さらに、新聞を題材にした業界研究で、現実の世の中に対する興味・関心をも深めたいと思っています。
学修目標 基本的なゲーム理論の考え方を理解し、現実の問題への簡単な応用ができるようになること。
授業計画  数人ごとに発表グループに分かれて、順番にテキストを発表してもらいます。その後、全員での質疑・応答・議論に移ります。また、グループごとに決めた業界に関する新聞記事を毎週集め、発表してもらいます。
1.発表の割り振りなどのガイダンス
2.2.1〜2.2 3.2.3〜2.6 4.3.1〜3.3 5.3.3〜3.5
6.4章 7.5.1〜5.2 8.5.3〜5.5 9.6.1〜6.2
9.6.3〜6.4 10.6.6〜6.7 11.7.1〜7.3
12.7.4〜7.6 13.予備 14.本田勝一 日本語の作文の技術
15.8.1〜8.3 16.8.4〜8.8 17.9.1〜9.2 18.10章
19.11.1〜11.4 20.11.5〜11.9 21.12章
22.13.1〜13.4 23.13.5〜13.10
24〜28.業界研究発表

学生の理解度や進捗状況などにより、変更することがある。
評価方法  出席状況(無断欠席厳禁)・発表内容・参加状況・レポートなどを、評価できるものには加点をし、そうでないものには減点をするという方式で、総合的に評価します。
テキスト ジョン・マクミラン『経営戦略のゲーム理論』有斐閣
その他