51421 経済史入門B
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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川崎 勝 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 近代日本における経済学の導入とその展開—田口卯吉を中心に |
授業概要 | 「経済史」とはどのような学問か。この基礎を理解するため、明治時代前期の経済学者田口卯吉の軌跡を通して、彼がどのように経済学を学んだか、この時代の経済をどのように見ていたか、どのような経済政策を採ることが国民にとって良いことだと考えていたのかなどを、同時代の思想家、経済学者との比較も視野に入れて考える。 |
学修目標 | 1.経済史の方法を理解する。 2.経済史と経済思想史との連関を理解する。 3.経済政策の対立の原因を考える。 |
授業計画 | 1.経済史とはどういう学問か 2.近代日本における経済学の導入 3.田口卯吉という人 4.歴史家としての田口卯吉1 5.歴史家としての田口卯吉2 6.『自由貿易日本経済論』1 7.『自由貿易日本経済論』2 8.『東京経済雑誌』の発行 9.『東京経済雑誌』の論説 10.殖産興業政策をめぐって 11.三菱会社批判 12.自由貿易と保護貿易1 13.自由貿易と保護貿易2 14.政治家としての側面 15.定期試験 |
評価方法 | 授業時間内レポート、定期試験による。 |
テキスト | 毎時間、レジュメを配布する。 適宜、参考文献を指示する。 |
その他 | 授業計画は、受講者数によって、変更することもある。 講義時間中、私語をする者には、退席してもらう。 |