51461 生活経済入門
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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吉本 佳生 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 現実の生活について経済学で考えると、こんなにおもしろい! |
授業概要 | 社会人になると、仕事を選び、どこに住むかを選び、買い物の計画を立て、余ったお金は運用して(お金が足りないときには借金をして)、結婚・子育て・老後などに備えることになります。病気になったり、自然災害や事故や犯罪に遭ったりするリスクにも備えなければなりません。社会生活のいろいろな場面で、どのような経済知識が役に立つのかを、この講義を通じて学んでもらいます。 |
学修目標 | 現実の生活について経済学で考えると「おもしろい」と知ること。 |
授業計画 | 1.住居(どこに住むか)、結婚・離婚と子育て 〜選択のコスト 2.ゴミや排出物の削減 〜インセンティブと情報、デポジット制と排出権取引 3.日常の食事と買い物 〜付加価値と情報化、裁定と取引コストと習慣 4.電化製品の買い換え 〜技術進歩、規模・ネットワークの経済性、店の立地 5.バーゲンセール・オークション・金券ショップ 〜駆け引き(交渉) 6.商品広告・悪質商法・詐欺 〜うまい話と脅し、消費者を守る法律と自己責任 7.財布の中のお金とカード 〜物価と金利、マネーと銀行口座、カードの種類と犯罪 8.貯金と借金、住居と子育て(再論) 〜ライフサイクル、バランスシート 9.サラ金と自己破産 〜手形・小切手、連帯保証、貸出金利の上限規制 10.海外での日本製品の氾濫、100円ショップ 〜貿易と比較優位、自由貿易と雇用 11.仕事と賃金 〜職業選択、賃金と成功報酬、人的資本と教育 12.宝くじとギャンブル、クイズ番組と癌検査 〜リスクと確率 13.お金の運用 〜株・債券・預金、ポートフォリオ、円相場と外貨預金 14.病気・事故・老後などへの備え 〜モラルハザード、保険と年金 |
評価方法 | 期末試験で評価する予定ですが、それに加えてレポートを課す可能性もあります。 |
テキスト | 吉本佳生『スタバではグランデを買え!』ダイヤモンド社、2007年、税込1680円 【その他】授業中に私語をする学生には退出を命じます。そして、教員が退出を命じた場合には、どんな理由があっても、必ず退出してもらいます。この授業運営方針に納得できない学生は、決してこの授業を履修しないでください。 |
その他 |