51733 財政学II
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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西森 晃 |
他の科目との関連 | 財政学Iとあわせて受講することが望ましい |
他学科履修 | 可 |
副題 | 財政政策と公債の分析 |
授業概要 | 政府の3つの役割のうち、特に「経済の安定化」に着目して議論を進める。不況、失業、インフレなどの社会的な病理に対し、政府はどのような対応をすべきなのか(あるいはすべきでないのか)。またその対応がどのような結果をもたらすのかを分析していく。 |
学修目標 | 1. 45度線分析を用いて乗数効果を理解する 2. IS-LM分析を用いて財政政策と金融政策の特徴を理解する 3. 裁量的財政政策の意義と問題点を理解する 4. 日本における公債発行の現状を知る 5. 公債発行による負担の転嫁を理論的に考えられるようになる 6. 公債発行による負担の転嫁が現実的かどうかを様々な角度から判断できるようになる |
授業計画 | 1. イントロダクション 2. 財政政策:45度線分析と乗数効果 3. 財政政策:裁量的財政政策と自動安定化装置 4. 財政政策:IS-LM分析(1) 5. 財政政策:IS-LM分析(2) 6. 裁量的財政政策の問題点 7. 公債の役割と特徴 8. 日本の公債の現状 9. 公債の負担 10. リカードの中立命題 11. バローの中立命題 12. 中立命題に関する諸議論 13. 維持可能な財政とは? 14. まとめ |
評価方法 | 定期試験のみで評価する。 |
テキスト | 特に指定しない。必要に応じて講義中に参考文献を紹介する。 |
その他 | 私語厳禁。私語をした学生は直ちに退席させる。他の受講生に迷惑をかける行為は決して認めないので、その点を十分に理解した上で受講すること。 |