南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
中矢 俊博
他の科目との関連
他学科履修
副題 経済認識の歩み
授業概要 経済学が歴史を通じてどのように進化してきたかを論じる。
学修目標 経済学の歴史を修得すると同時に、経済学そのものに対する理解が深まることを目標とする。
授業計画 以下のように講じる予定。
 第1講 はじめに
 第2講 経済学史の範囲と方法(その1)
     1.経済学史の研究方法
     2.経済学史研究の意義
     3.経済学の名著
 第3講 経済学史研究の範囲と方法(その2)
     4.パラダイム
     5.限界分析の登場
 第4講 経済学前史−古代・中世の経済学− 
     1.古代ギリシアの経済思想
     2.中世ヨーロッパの経済思想
 第5講 経済学の夜明け−重商主義の経済学(その1)− 
     1.トーマス・マン
     2.ウイリアム・ペティ
 第6講 経済学の夜明け−重商主義の経済学(その2)−
     3.ジョン・ロック
     4.ジョン・ロー
 第7講 経済学の夜明け−重商主義の経済学(その3)−
     5.デイヴィッド・ヒューム
     6.ジェイムズ・スチュアート
 第8講 経済学の完成−古典派経済学(その1)− 
     1.アダム・スミス
 第9講 ビデオ鑑賞
     ガルブレイス『不確実性の時代』
     第1章 予言たち、および古典的資本主義の約束(前半部分)
 第10講 経済学の完成−古典派経済学(その2)− 
     2.トマス・ロバート・マルサス
 第11講 経済学の完成−古典派経済学(その3)−
     3.デイヴィッド・リカードウ
 第12講 経済学の完成−古典派経済学(その4)−
     4.ジョン・ステュアート・ミル
 第13講 ビデオ鑑賞
     ガルブレイス『不確実性の時代』
     第1章 予言者たち、および古典的資本主義の約束(後半部分)
 第14講 春学期のまとめ
評価方法  出席を重視する(20%)と同時に、定期試験の成績(80%)などを総合して評価する。
テキスト ブローグ著中矢俊博訳『ケインズ以前の100大経済学者』(同文館、1989年)
その他