51888 生活経済学A2
|
選 |
|
秋学期 |
|
2 |
|
2〜4 |
|
花井 敏 大谷津晴夫 荒井 好和 近藤 仁 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 生活者の視点から見た経済・金融問題 「トヨタ・ファイナンシャル・サービス寄付講座」 |
授業概要 | バブル崩壊後の金融危機、それに続く長期の停滞を経て、わたしたちは今どのような経済問題に直面しているのか?とりわけ「生活者」という立場から見たときに理解しておかなければならない課題とは何か?その解決の糸口を探り、未来を切り開くための方策を、金融的側面に焦点を絞って検討する。
この講義では、まずわたしたちを取り巻く経済状況を概観した後、老後の安定した生活に不可欠な社会保障制度と貯蓄の仕組みについて解説する。ついで、変化しつつある金融システムのなかで人々の資産運用がどのようになされているかを検討する。そして、資産運用の際に心掛けなければならない基本的な概念と金利計算について学ぶ。なお、この講義は、4人の担当者によるオムニバス方式で進められる。 |
学修目標 | 金融・保険・社会保障といった、わたしたち生活者にとって身近な制度や仕組みを理解するとともに、資産運用に係わる基本的で実践的な知識を習得することがこの講義の狙いである。 |
授業計画 | 1.TFS寄付講座全体の.ガイダンス(荒井好和) 2.日本経済の基本的な姿 3.高度経済成長のメカニズム 4.日本経済停滞の本質と改革プラン(以上、花井敏) 5.老後生活の安定と社会保障制度 6.年金と貯蓄 7.医療と介護 (以上、大谷津晴夫) 8.バブル崩壊後の金融政策 9.銀行危機と金融システムの変化 10.家計に見る資産運用の変化 (以上、荒井好和) 11.金融・保険の数学入門 12.割引現在価値と利回り計算 13.住宅ローン・自動車ローンに見る金利計算の演習(以上、近藤仁) なお、学期中に行うTFS寄付講座講演会を1回の授業に振り替える予定(実施時期は未定) |
評価方法 | 4回実施する小テストによって評価する。小テストは、各担当者ごとに第3回目の講義の最後に行うが,第11〜13回の講義については定期試験期間に行う。それぞれの配点は25点とし,合計100点で評価する。なお、定期試験に欠席した場合は、それ以前の小テストの合計点が合格点に達していても試験欠席扱いになるので、注意すること。 |
テキスト | 特に指定しない。必要に応じて,資料を配布する。 |
その他 | 第11〜13回の講義については,電卓を使用するので持参すること。ただし,利用可能な場合にはPC教室で行う。 |