南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3・4
担当者
村本 正生
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 ネットワーク社会と企業経営
授業概要  最近の新聞ではマルチメディア、インターネット、e-ビジネス、ブロードバンドなどの記事が掲載されていない日はないと言ってよいでしょう。これらの言葉の真の意味、これらの目指すものは何なのか、これらの技術がこれからの時代をどのように展開していくのかを展望します。併せて IT 時代の企業経営のあり方を探っていきます。進歩の速い分野であり、何よりもやる気と旺盛な好奇心が要求されます。
学修目標  演習Iでは、グローバル化した社会で、IT 技術がどのように活用されていくのか、的確な洞察力をつけることと、演習ということからクラスの仲間を通して説明力(表現力)をつけることを狙いとします。
 演習IIでは、演習Iで学んだことを踏まえて、十分なプレゼンテーション能力を身につけることと、一つのテーマに取り組んで卒業論文を完成させる粘り強さをみにつけることを狙いとします。
授業計画  基本的には、演習ということで受講生の皆さんが中心になって研究し、発表してもらうことにします。
 演習Iでは、春学期は、【テキスト】で紹介したような資料を輪読し、解説してもらいます。その間にPCを使って資料を収集し、分析するといった作業を随時取り入れていくことにします。秋学期は、PCを利用してデータの解析・分析を学んだ後、個人ないしはグループでテーマを選んで研究発表をしてもらいながら、4年次に書く卒業論文の作成方法を学んでいくことにつなげていきます。
春学期
 1.コンピュータの誕生からネットワーク時代への変遷
 2.ウェブ商用利用の始まり
 3.インターネットの特性
 4.EビジネスとCRM
 5.EビジネスとSCMの役割
 6.ネットワーク
 7.個別対応のオンライン
 8.ウェブビジネスモデル
 9.パーソナライゼーション
 10.新商品開発とネット
 11.電子商取引
 12.組織戦略とリーダーシップ
 13.情報システム戦略
 14.セキュリティマネジメント
 15.定期試験

秋学期
 1.表計算ソフトを使いこなす(フォームとテンプレート)
 2.表計算ソフトを使いこなす(表からのデータ検索)
 3.表計算ソフトを使いこなす(グラフの追尾)
 4.表計算ソフトを使いこなす(マクロの記録の利用)
 5.情報の収集
 6.ビジネスデータの分析1
 7.ビジネスデータの分析2
 8.ビジネスデータの分析3
 9.表計算ソフト、ワープロソフト、プレゼンテーションソフト間の連携操作
 10−13.プロジェクト研究
 14.グループでのプロジェクト発表
 15.定期

 演習IIでは、各自の設定したテーマのもとに、各自研究した内容を、毎回3人程度、発表し、討議してもらいます。
評価方法 演習への参加意欲、態度、発表および質問、責任の取り方、提出物などを考慮して総合的に評価します。
テキスト 演習Iでは、次の資料を利用予定
春学期:未定。デロイト トーマツコンサルティング:Eビジネス経営、情報通信総合研究所:IT大融合の時代、のような書籍、雑誌の記事などを使用する予定です。
秋学期:印刷物を配布するか、講義内容をダウンロードすることができるようにします。
その他 演習の運営はかなり受講生の態度に依存します。合宿やコンパなどは自主的に企画してやろうという意欲があれば行います。