81215 労働法B
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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小早川 真理 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 今日の雇用に関る問題は、労働契約やそれに関する法制度だけで規律されるものではない。本講義では、労働組合を中心とする集団的な労働条件の交渉・設定について解説・検討を行なう。また、厳密には労働条件ではないが、労働者の生活に大きく影響を与える社会保険についても若干の検討を行なう。 |
学修目標 | 労働組合・労働協約が労働条件の設定、労働者の利益保護において果たす役割を理解し、実際に生じうる問題に対し法的解決方法を導く能力を身につける。また、紛争の類型に対応する紛争解決処理制度の特徴を理解する。 |
授業計画 | 1.オリエンテーション 2.労働者の類型と社会保障 3.労働災害補償の制度 4.労働組合と法の歴史 5.集団的労使関係の基本的枠組、当事者 6.労働組合内部の関係 7.労働組合どうしの関係 8.団体交渉 9.労働協約 10.争議行為 11.組合活動と企業秩序 12.不当労働行為(1) 13.不当労働行為(2) 14.労使紛争の解決手段 |
評価方法 | 試験が100% |
テキスト | 浜村彰・唐津博・青野覚・奥田香子著『ベーシック労働法(第2版補正版)』(有斐閣) |
その他 | 参考書として、『労働判例百選』(有斐閣) |