南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
菊池 理夫
他の科目との関連
他学科履修
副題 現代政治の実践と課題
授業概要  国際政治では、新たなテロや戦争とグローバル化やそれに対する抵抗、国内政治では、連立政権・政界の再編成と構造改革やそれに対する抵抗と、大きく変化し、先の見通しがつかない、わかりにくい政治状況が続いている。
 このような状況であるからこそ、政治に無関心な者、とりわけ若者が増えている。しかし、このような状況であるからこそ、政治に関心を持ち、現実の政治動向を理解することが、法学を学ぶ上でも必要となるはずである。
 Bにおいては、現代政治の実践と課題を、政治の実際の動き政党政治、圧力政治、選挙を中心にして論じていく。
学修目標 1 日本の議院内閣制に関する基本的理解
2 政党政治に関する実践的理解
3 圧力政治に関する価値判断
4 民主的投票に関する実践的理解
5 現在の政治に関する自分の見解の確立
授業計画 1 日本の議院内閣制
2 国会と内閣
3 政党の歴史と機能
4 政党の類型と政党システム
5 二党制と多党制
6 日本の政党の歴史
7 現在の日本の政党
8 ポリティカル・マネー
9 アメリカの圧力政治
10 日本の圧力政治
11 圧力政治の問題点
12 民主主義的選挙と選挙制度
13 日本の選挙制度
14 投票行動
15 定期試験
評価方法  基本的には論述形式による筆記試験によって評価する。なお、試験は教科書、毎回配布するプリントの持ち込み可とするが、授業に出ていない者は当然解答できないような問題となる。
テキスト 堀江湛・岡澤憲芙編『現代政治学』法学書院
その他