南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
野口 博史
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要  テキストに基づいて、まず社会科学の一部として国際政治学を位置づけ、中心的部分として、次に国際政治の主要3理論であるリアリズム・リベラリズム・急進主義の構成・特徴・弱点を現実における事象を例示しながら説明し、続いて国家とその機能・国際政治の時代による変遷・国家間関係の動態といった各論を検討する。最後に現在国際政治が直面している主要な問題を事件発生等に応じて理論的に解説する。
学修目標  社会科学的方法論に基づいて、リアリズム・リベラリズム・急進主義を現実の国際政治事象に適用し、検討する方法を習得する。これを通じて各事象が国際政治全体においてどのような影響を与えたか、あるいは与えるかといった国際政治事象の理論的考察を可能にする。
授業計画 第1週 講義の概要と構成
第2週 国際政治史概観(テキスト1−1)
第3週 分析対象のレベルとメニュー(テキスト1−2・1−3)
第4週 リアリズム・リベラリズム・急進主義(テキスト2−1)
第5週 世界政治の分析(テキスト2−2〜2−5)
第6週 国際関係の主体−1(テキスト3−1〜3−2)
第7週 国際関係の主体−2(テキスト3−3〜3−4)
第8週 世界システム−1(テキスト4−1〜4−2)
第9週 世界システム−2(テキスト4−3〜4−5)
第10週 国家間の関係−1(テキスト5−1〜5−3)
第11週 国家間の関係−2(テキスト5−4〜5−6)
第12週 現代国際政治の諸問題−1
第13週 現代国際政治の諸問題−2
第14週 まとめ・質疑応答・討論
第15週 定期試験(レポート)
評価方法 出席点50%期末レポート50%の比率で評価を行う。
テキスト ラセット・スター・キンセラ『世界政治の分析手法』(論創社、2002年)。
その他