南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
田中 実
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
授業概要 (1)フランス語圏以外の出身者でフランスの法学部へ入学を希望する者が最初に手にする簡単なワークブックの講読。
(2)ローマ私法またはフランス民法の明晰で平易な教科書の精読。
学修目標 フランス法の明晰な文、文章に接することを通じて、明晰な法的推論能力を養うことが最終目標ですが、具体的には、
(1)ワークブックの講読および民法の条文の翻訳を通じて、フランス法の基礎を学ぶとともに、基本的な法律用語を習得し、
(2)教科書の講読を通じて、構文の把握の仕方および民法の基本的な考え方を学び、辞書および専門用語辞典を頼りに、法律関連のフランス文を自力で読める能力を養成します。
授業計画 1〜3 教材の説明とフランス語の基本文法のおさらい。専門用語辞典などの紹介。
4〜14 ワークブックを手がかりにした報告と教科書の精読。
(外国語を専攻しているわけではない法学部の学生が対象の講義ですので、基本文法の説明は、常に丁寧に行います)
評価方法 平常点60%、レポート40%
テキスト (1) J.-L. Penfornis, Le francais du droit
(2)J-P. L思y / A. Castaldo, Histoire du droit civil
 Gaius, Institutes, Text 師ablis et traduit par J. Reinach
その他 例年、参加者の能力に差が見られますので、講義要綱は、外書購読A(フランス語)と同じ内容にしてありますが、参加者のレベルを勘案しつつ、またAB通年の受講者にとって重複のないように配慮し、授業の初回により具体的な内容やすすめ方を決める予定です。