南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3・4
担当者
今泉 邦子
他の科目との関連 会社法
他学科履修 不可
副題 会社法の応用
授業概要 履修者に、会社法に関する重要判例または注目すべきトピックを分担して発表してもらい、会社法の講義で培った基礎的な理解の発展をめざします。他方で、法律英語に親しんでもらうために、“Business Basics for Law Students”を教材として、輪読をします。この本は、アメリカのロースクールの学生のうち、学部で経営学を学んでいない学生を対象として、書かれています。つまり、法律家として知っておくべき経済用語を、その経済用語が使われる状況と共に解説している本です。たとえば、ROI : return of interest ; dividends など、会社法と関連する言葉を学ぶことができます。時々、時事ニュースや海外の話題も検討する予定です。
学修目標 日本における経済活動を理解するには、株式会社などの会社への理解が不可欠です。学生の多くも、民間企業(会社など)へ就職していくことでしょう。したがって、会社の活動に関する理解を発展させることが目標です。
授業計画 参加人数等によって変更がありえますが、各回のtopicはおおよそ下記のとおりです。
     1.&2.会社法総論  debt and interest
     3.&4.持分会社 present value
     5.&6.会社の設立 real estate
     7.&8.株式の引受 annuities and retirement plans
     8.&10.株式の譲渡 insurance
     11.&12.株主名簿 accounting and financial reporting
     13.&14.株券 valuation of a going business
     15.&16.株主総会 federal taxation
     17.&18.取締役会 insolvency and bankruptcy
     19.&20.代表取締役 business organization
     21.&22.取締役 corporations
     23.&24.監査役 securities regulation
     25.&26.新株発行 mergers and acquisitions
     27.&28.株主に対する利益供与 trading in stocks and bonds
     29.   社債 options, futures, and derivatives
     30.   資本減少 investment companies
評価方法 出席回数を60%、参加態度とレポートを40%で評価します。
テキスト 特に指定しません。適宜、プリントを配布する予定です。
その他 同時に会社法を履修するか、すでに履修していることが望ましいと考えます。