南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
4
担当者
末道 康之
他の科目との関連 刑法総論、現代社会と刑法各論
他学科履修 不可
副題 刑法事例演習
授業概要 この演習では、法科大学院の受験を希望する学生を対象として刑法事例問題を深く検討する。刑法学は非常に論理的な学問であり、事例問題を通して刑法解釈学について考えたい。
学修目標 刑法事例問題を通して、設例の問題点を理解し、自ら考え、適切な解答を導き出す能力を身に付けることを目標とする。
授業計画 事前に演習で扱う事例問題等を配付する。事例問題は最近の重要判例及び基本的な論点を考慮して作成する予定である。参加者は各自予め問題を検討し、解答を準備した上で授業に臨むこと。
 第1回ガイダンス
 第2回〜最終回 事例研究
評価方法 毎回の出席と授業への参加態度等を総合的に判断する。
テキスト 詳細は開講時に指示する。参考書として、町野朔・丸山雅夫・山本輝之編『ロースクール刑法総論』『ロースクール刑法各論』(信山社・2004)、木村光江『演習刑法』(東大出版会・2003)、中森喜彦・塩見淳『ケースブック刑法I総論・II各論』(有斐閣・2006)、笠井治・前田雅英『ケースブック刑法(第2版)』(弘文堂・2008年予定)
その他 この演習は法科大学院を受験する学生を対象とするので、少人数で演習を行いたい。従って、希望者が一定の人数を超えた場合、選考をする予定である。希望者は必ず初回の授業に出席すること。