南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1・2
担当者
熊木 建郎
講義題目 聖書における万人の救い
開講キャンパス
授業概要 まず聖書神学という概念とその学問的方法論について検討する。つづいて「万人の救い」というテーマについて聖書神学的に考察する。
学修目標 聖書神学という学問を組織神学との違いなどを知ることにより学問的方法論として身につける。聖書を通して、キリスト教的立場からの救いの意味とその救いの普遍性について学ぶとともに自分なりの考えもまとめることができるようにする。
授業計画  授業の導入としてK.ラーナーの辞典記事“BIBLICAL THEOLOGY”を配布、説明し、その内容を各自が日本語に翻訳してくることを課題とする。学生の「聖書」及び神学に関する知識の程度が不明なので、まえもって授業計画をたてるのはほとんど不可能ではあるが、方法論的考察のためにはラーナーの記事の他にもシュトゥールマッハ著『聖書神学をどう行うのか?』を参考文献とする予定である。
 さらに具体的な聖書神学的考察の実践として、ウェスレー・アリアラジャ著『聖書と他宗教の人々』を批判的に読み、あじわう。
 最後にラーナーの記事にもどってまとめとする。
評価方法 課題に対する取り組み、授業への参加(小テストなど)を50%とし、期末レポートを50%とする。
テキスト 『聖書』と配布物
その他