南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2
担当者
渡邉 学
講義題目 宗教学
開講キャンパス
授業概要  研究指導IIで立案された研究計画を具体的に進行させるために必要な知識やスキルの習得を目指す。個々の研究に必要な手法と分析方法についての理解はもちろんであるが、研究手法の信頼性や妥当性、帰結の導出過程における理論的諸問題など、いずれの研究においても問題となる点についての理解をも深めていく。
学修目標  宗教学とは何かについて学ぶために、方法論的観点から歴史上のさまざまな宗教学的研究に焦点を当てて考察する。
授業計画 1.研究史の検討をめぐって
2.文献研究のあり方と課題
3.文献研究の具体例の検討I
4.文献研究の具体例の検討II
5.調査研究のあり方と課題
6.調査研究の具体例の検討I
7.調査研究の具体例の検討II
6.事例研究のあり方と課題
7.事例研究の具体例の検討I
8.事例研究の具体例の検討II
9.量的研究のあり方と課題
10.量的研究の具体例の検討I
11.量的研究の具体例の検討II
12.方法論とその適用の多様なあり方と課題
13.宗教学的な問題をいかに見出すか
14.まとめ
評価方法 授業中の研究発表(30%)と期末レポート(70%)の総合的評価。
テキスト ハンス・G・キッペンベルク著『宗教史の発見』(岩波書店)
原語(ドイツ語)版、英語版を適宜参照する。
その他 受講生が積極的な参加し、主体的な問題意識をもつことが期待される。