南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
後藤 明
講義題目 オーストロネシア海域世界における土器の民族考古学
開講キャンパス
授業概要  東南アジア島嶼部およびオセアニアにおける人類移動や文化変容に関する考古学的な資料を概観した後、東部インドネシアやメラネシアの土器製作民についての民族考古学的な調査について概説する。民族考古学的調査法に関するノウハウについても随時解説していく。
学修目標  期末のレポートでは、講義で取り上げたような民族事例が考古学的資料にどのように残ると思われるかを学生に考えさせるので、民族事例を常に考古学的な視点から聞くような姿勢がのぞまれる。後半では学生が自らの研究領域から「生産」か「交易」に関する事例を提供し皆で討論する。
授業計画 1.〜2. オーストロネシア世界の先史学(主に講義)
3.〜6. マルク諸島の土器製作民(主に講義)
7.〜10. 比較事例として、ソロモン群島・マライタ島の貝貨製作民(主に講義)
11.〜14. 学生の発表
評価方法 レポート(80%)、平常点(20%)
テキスト 後藤 明 編『土器の民族考古学』同成社

【その他】 演習の進捗状況や受講人数によって他の事例にふれるなど若干の軌道修正はありうる。
その他