92325 ファシリテーション研究(パーソナル・レベル)
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選 |
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夏期後半 |
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2 |
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1・2 |
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グラバア 俊子 村川 治彦 |
講義題目 | 個人内プロセスに焦点を当てた、ラボラトリー方式の体験学習のファシリテーション |
開講キャンパス | |
授業概要 | ラボラトリー方式の体験学習は、主に取り扱うプロセスのレベルによって、(1)個人内プロセス(パーソナル・レベル;自己への気づき)、(2)対人間プロセス、(3)グループプロセス、(4)グループ間プロセス、(5)組織内プロセス、などに大別できる。本科目では、(1)個人内プロセスに焦点を当てたラボラトリー方式の体験学習について焦点を当てていく。すなわち、個人内プロセスから学ぶラボラトリー方式の体験学習を、体験を通して理解し、ファシリテーション・スキルを高めることに取り組む。加えて、自分自身の中に起こることがら(感情・身体・気づきなどのパーソナルなプロセス)を、ラボラトリー方式の体験学習のファシリテーションや、学習者やグループの成長などに生かしていくアプローチについて考える。 |
学修目標 | 本科目では、以下の学習目標について、体験学習を通して取り組む。 1.個人内プロセスに気づき学ぶ、ラボラトリー方式の体験学習について理解を深める。 2.自分の中で起こる感情・身体・プロセスに対する感受性を高め、各自の現場でのファシリテーションにそれらを生かす可能性をさぐる。 |
授業計画 | 本授業は、1回の週末で8コマ(土曜日2〜5限、日曜日1〜4限)実施され、計2回の週末で開講される。授業計画は以下の通りである。 この授業の基本構造は、次の過程を何度も繰り返すことによって内的プロセスへのアプローチを身につける、循環型である。(自己の内面への志向を生み出す→内面への道を探索する→自己の内面に息づくものに気付く→把握する→表現する→言語化する→理解する・他者と分かち合う→意味を結晶化させる ) こうした循環過程は、各個人の内的プロセスへの集中が必要になってくるため、以下の要素を受講者の状況にあわせて、実施していく。 ☆瞑想; 自分の内側に目を向ける。自分の中心に座る ☆自分をつかむ; ボディ・イメージを描く、自己像 自分の呼吸=自分のいのちのリズム ☆雰囲気をつかむ; からだの気の流れを通して場の気を感じ取る ☆内なる動きに従う;オーセンティック・ムーヴメントとコンタクトインプロビゼーションから。一人一人の内的な動きに敏感になって、その動きに従うことで生まれてくるものを観察していく。 ☆自分自身との対話;ゲシュタルト・セラピー的内なる対話 ボイス・ダイアローグ的内なる対話 自分の声に出会う、音や響きを感じ取る ☆鏡としての他者; 非言語コミュニケーション、ペア・ワーク ☆オーラソーマ; 色彩と光を手がかりとして内面を照らす ☆内的プロセスへの感受性を高める;五感を磨く、五感マンダラを描く ☆体験を進める言葉を見つける;ジェンドリンの言語哲学とフェルトセンスからの言葉 ☆その他 |
評価方法 | |
テキスト | グラバア俊子「新・ボディワークのすすめ」創元社 【その他】*日程は、8/22(金)、8/23(土)、9/6(土)、9/7(日)の予定である(集中講義一覧等で日程を確認してください)。 *ソマティック・アプローチをとることがあるので、動き易い服装で参加のこと。 *集中の持続のため、土曜日の晩は大学関連の宿泊施設を利用することをお勧めする(希望者は、7月25日までに、グラバアへその旨連絡をしてください。費用は、施設により1000円から2000円?の予定)。 |
その他 |