92418 異文化コミュニケーション論
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選 |
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夏期後半 |
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2 |
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1・2 |
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高井 次郎 |
講義題目 | 対人コミュニケーションの異文化間の比較文化研究の特色と方法 |
開講キャンパス | |
授業概要 | 対人コミュニケーションの研究方法の諸パラダイムを紹介し、研究の具体例を取り上げながらそれらの特徴について検討する。特に、主要テーマについての比較文化的研究を取り上げ、国際比較研究の特徴および分析法について検討する。本講義で取り扱うテーマは、対人コミュニケーションにおける自己、対人関係開始・維持・終止の過程、対人影響・説得、対人コンピテンス、コミュニケーション・スタイルなどが挙げられる。 |
学修目標 | この授業を履修することにより、異文化コミュニケーションなどの実証的研究論文に掲載されている、統計的解析や数量的データの意味が理解でき、また学生自身がこうした研究方法を使い、分析結果を解釈できるようになることを目的としている。特に、比較文化的研究に焦点をあてることから、文化的等価性から生ずる妥当性の問題点や、特殊な分析方法などを取り上げる。最終的には、異文化コミュニケーションにおける実証的研究の報告を講読するにあたり、分析結果の数字が何を意味し、それからどのような結論が見出せるのかを理解できるようになることが、学修目標といえよう。 |
授業計画 | 1.コミュニケーション学の研究パラダイム 2.人文学的研究の特色 3.行動科学的研究の特色 4.理論的研究の意義と特色 5.異文化間コミュニケーション研究:実験法 6.異文化間コミュニケーション研究:調査法 7.異文化間コミュニケーション研究:観察法 8.比較文化コミュニケーション研究:実験法 9.比較文化コミュニケーション研究:調査法 10.比較文化コミュニケーション研究:観察法 11.異文化間・比較文化コミュニケーション研究の問題点 |
評価方法 | 成績評価は授業参加、発表および討議への貢献によって実施します。レポートを課す可能性もあります |
テキスト | 教科書は指定せず、適宜論文のコピーや著書の一部を配布します |
その他 |