南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
青柳 宏
講義題目
開講キャンパス
授業概要 各自の問題意識の洗練と、問題意識を研究に発展させるために必要な知識を身につけることを目標とする。関係図書、論文などの文献の精読と発表、また個人の関心に応じた先行研究、事例研究の紹介などの作業を求め、ディスカッションを通じて、それらの知識の定着を図り、あわせて、基礎的な研究方法論を適宜紹介する。
学修目標 生成文法理論の理論的方法論に関する理解を深めることを目指す。特に統語論と形態論の役割分担とインターフェイスについて、その研究史上の変遷を学びつつ、理論発展のきっかけとなった言語現象を取り上げ、洞察力、分析力を養う。
授業計画 1.イントロダクション
2.語の構造
3.派生と屈折
4.生成文法以前の形態論
5.初期の生成形態論
6.異形態の取扱いをめぐって
7.非線形形態論
8.後期生成形態論
9.文法関係
10.複合語
11.接語
12.ブラケッティング・パラドックス
13.統語論とのインターフェース
14.まとめ
 ただし、受講生の知識背景、関心に応じて内容の一部を変更することがある。
評価方法 クラスディスカッションが20%、タームペーパーが80%
テキスト Spencer, Andrew (2007) Morphological Theory (2nd Edition), Blackwell (予定)。
その他