南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3
担当者
大塚 達朗
講義題目
開講キャンパス
授業概要  受講者は、研究指導I〜IVで学んだことを基礎として、博士論文の執筆に向けた研究を行なう。研究プロジェクトを示した上で、それを遂行し、必要な調査やフィールドワークも行なっていく。研究指導教員を含む複数の教員が、研究プロジェクトのあらゆる側面において、きめ細かい指導をし、プロジェクトの意義、その成果をまとめる博士論文の構成についても、受講者とともに考える。
 日本考古学領域における研究指導を行なう。層位論と型式論という考古学における根本的方法論の発展を旧石器時代・縄紋時代・弥生時代・古墳時代において概観した上で、型式編年論を放射性炭素年代測定法や年輪年代測定法及び歴年代論との関係で検討する。さらに、型式編年論が前提とする漸進的変化観・異所的布置観の以外の必要性を原理的に説明し、非漸進的変化や同所的布置から文化記述を試みる意義にも焦点を当てつつ、研究指導を遂行する。
学修目標  これまでに立案された研究計画を具体的に進行させるために必要な知識やスキルの学修をめざす。
授業計画 1〜4.文献や資料が網羅されているか確認させる。並行して論文の体裁を考えさせる。
5〜8.論文に必要な図表を検討する。
9〜14.論文構成を念頭におきつつ、文献・資料の分析と図化の進行具合を再考させる。
15.総括。
評価方法 平常点100%により評価する。
テキスト 必要に応じて配布する。
その他