南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2
担当者
村杉 恵子
講義題目
開講キャンパス
授業概要  博士論文が、それぞれが独立した論文としても発表しうる複数の章から構成されることを想定して、複数の関連する研究プロジェクトの成果を統合し、さらに大きな結論を導く訓練を行なう。受講者は、学会発表、国内外の専門誌への投稿を継続して行ない、また、博士論文の計画について考える。
 言語理論領域における研究指導を行なう。生成文法理論と言語獲得に関する研究史と最新の研究を取りあげ、批判的に検討し、問題点を明らかにする。更に、その問題点の解明のために必要かつ妥当なデータを収集し、分析研究する。同理論と応用部門(心理言語学研究、言語教育)に寄与しうる研究者の育成を目的として、特に日英語の比較統語論研究と言語獲得研究を基礎とした普遍文法の解明に焦点をあてる。
学修目標  受講者のそれぞれが複数のトピックについて独創的な研究を進め、同時に博士論文の構想を練る。統語理論と言語獲得研究における主要な課題全般についても理解を深め、自立した研究者となることをめざす。
授業計画  項構造と移動現象を検討するが、取り上げる理論的課題については、受講者の興味に合わせるようにする。講義と受講者による研究発表を織りまぜながら、授業を進める。
評価方法 論文による。
テキスト 使用する文献や資料は、配布する。
その他