95114 消費社会論
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜 |
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阪本 俊生 |
講義題目 | 消費社会の歴史と現在 |
開講キャンパス | |
授業概要 | 今日の日本に見られるような大量消費社会が、近代においていかにして誕生し発展してきたかということを見ていきながら、近代化ということと大量消費との関連性をあきらかにしていく。 またその過程で、消費とは人間にとっていかなるものなのかについてもいくつかの議論を紹介する。そして今日、大量消費がもたらしている諸問題の指摘、そしてその原因究明と解決についての様々な議論を見る。 |
学修目標 | 社会学的観点から消費の意味を理解する。 |
授業計画 | 以下のテーマについて、1テーマにつき2回程度の講義をおこなってゆく。 1.人間にとって消費とはなにか・・・近代以前の消費について 2.近代以前の消費と近代の消費・・・その違いと共通性 3.衒示的消費と大衆消費社会・・・差異化と社会への適応 4.人間の欲望と社会関係・・・平等化は欲望を加速する 5.記号消費という視点・・・後期近代の消費分析 6.資本主義システムと大量消費・廃棄・・・環境問題との関係 7.消費への批判、消費の限界についての諸議論 |
評価方法 | 出席と学期末レポート |
テキスト | なし |
その他 |